こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、首と背中の張りの意外な原因についてお話しようと思います。
首と背中の張りを訴える患者さん
ちょうど、9月の中旬ごろに来院された患者さんがいました。
そのときの症状も、首と背中の張りだったんです。
そのときは、台湾旅行から帰ってきたばかりで、
疲労や飛行機に乗ったことで稀に脳の誤作動を起こしてしまう体質の方がいるのですが、
この方も、飛行機に乗ったことで脳の誤作動が起きてしまい、
上半身の異常な張りを感じていました。
原因ははっきり分かりませいたので、
いつものように調整したところ、
ほぼ100%、首と背中の張りは取れました。
しかし、2日後に同様の症状が発症したようで、
本日の来院になりました。
僕の中では、疑問でした。
治療は上手くいっていたのに、なぜ同様の症状がこの短期間で
再発してしまったのだろう?
考えても分からない場合は、相手の脳に聞くのが一番の解決策です。
早速、検査で聞いていきましょう。
首と背中の張りの意外な原因とは?
前回来院されたときの体の問題は取れているようです。
ですから、先日の症状と今回の症状の原因は別ということです。
位置から探る必要があります。
・・・・・
検査をしてみると、どうやら脊髄(頸椎から上部胸椎)に細菌感染が
あるようです。
以前には検査で出てきませんでした。
感染した時期も検査で調べてみると、
どうやら台湾旅行の時期とかぶります。
あちらで、感染したようです。
通常の感染の場合は、当院の検査で見逃すはずはありません。
今回のケースは、細菌が潜伏していたようです。
感染という状態だと、ウイルスでも細菌でも悪さをしだすのですが、
潜伏期間中は、特に悪さをしません。
通常、感染状態で検査を調べるので、
潜伏期間については見逃してしまっていたようです。
原因が分かったので、調整に入ります。
すでに、細菌は感染状態ですから、発見も簡単でした。
調整完了です。
症状がどれくらい取れたのか確認していきます。
上半身の張りは、ほぼ消失したようです。
今回は、僕にとっても勉強になりました。
今後の検査では、しっかり潜伏期間も考慮して調べていきたいと思います。
より精度の高い検査で、皆さんの健康を取り戻していきたいと思います。