こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、筋肉の緊張からくる腰痛についてお話しようと思います。
腰痛の原因は3つ
ほとんどの腰痛は3つの原因から起こる事が分かっています。
①腰の筋肉を動かさなさすぎ
②腰の筋肉の使いすぎ
③骨格、骨盤のゆがみ
です。
①については、前回お伝えしましたので、今回は②の
腰の筋肉の使いすぎからが原因の腰痛についてお話しますね。
腰痛の痛みとは一体何なのか
まず、『痛み』というのは一体何なのかを考えてみましょう。
痛みの原因がはっきりしているもの、
例えば、ケガや事故などの切り傷、打ち身、ウイルスや細菌感染などを除けば、
痛みやしびれというものは、
筋肉の緊張が原因で起こるといえます。
『痛み=筋肉の緊張』
ということがいえます。
筋肉の緊張とは、簡単にいうと筋肉が硬くなっているということです。
筋肉の緊張の原因、つまり筋肉の痛みの原因というのは、
老廃物、乳酸、カルシウム、ブラジキニンなどが原因で起きているのです。
これは少し複雑になるので全部まとめて乳酸ということで話を進めましょう。
痛みの発生の流れ
まず、緊張した筋肉は、筋肉の中の血管を圧迫します。
↓
血管が圧迫されると血流が悪くなります。
↓
血液は酸素を運んでいますので、血流が悪くなれば酸素が不足してしまいます。
↓
酸素が不足すると、乳酸が発生します。
↓
さらに酸素不足は筋肉の細胞も壊してしまうので、痛み物質が出てしまいます。
簡単に言うと、『筋肉痛』になるということです。
筋肉の緊張からくる腰痛とは
筋肉は、その人の筋力以上に酷使すると、血流が不足し
それに伴い、筋肉への酸素が不足します。
酸素が不足することで、老廃物や乳酸が筋肉から排出されずに
筋肉がドンドン緊張していきます。
そうなると痛みとして感じるようになります。
これが筋肉の使いすぎが原因の腰痛の正体です。
筋肉の緊張からくる腰痛のまとめ
普通、健康な人なら、筋肉痛程度の腰痛でしたら1週間もすれば勝手に治ります。
軽めのストレッチで筋肉を伸縮させれば、
溜まった老廃物や乳酸も筋肉の外に排出されるので、治りは早くなります。
でも、筋肉痛が1週間たっても治っていかない
とか、
腰の重だるさが抜けていかない。
この腰痛はおかしい! 普通ではない!
と思うようでしたら、痛みの原因が上記とは異なる可能性が高いです。
気をつけていただくこととして、
腰痛の原因が上記の①~③に当てはまらない場合は、
マッサージや指圧、痛み止めではまず治りませんし、
強い刺激の治療は受けないように注意してください。
余計治りにくくなるか、逆に腰痛を悪化させることになりかねません。
もし、ご自身の腰痛が、なかなか治っていかないとか、
いつもと何か違うと感じるようでしたら直感を信じてください。
そのときは津島げんき整体院にご相談ください。