こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は潰瘍性大腸炎の30代男性についてお話しようと思います。
潰瘍性大腸炎の30代男性
潰瘍性大腸炎の患者さんを1ヶ月ほど前から診ています。
7年ほど前からお腹や便の状態に違和感を感じ、病院で精密検査を受けたところ、
潰瘍性大腸炎が発覚したそうです。
潰瘍性大腸炎とは、現代医学において原因不明の難病であり、
西洋医学的には、治らない病気として
国に難病指定されている病気の一つです。
何を隠そう、私も20歳から30歳の約10年間、
この潰瘍性大腸炎に苦しみ戦ってきた経歴の持ち主です(^^)
今では完治して、病院へも通わなくなっていますし、お薬も一切飲んでいません。
状態が良くなって10年ほど経ちますが、再発もしていません。
ですから、潰瘍性大腸炎の患者さんの気持ちは痛いほど分かりますし、
何をどうすれば、潰瘍性大腸炎が好転していくかも自分の体を通して体験で分かります。
そういう経験があるのかどうか分かりませんが、
津島げんき整体院には、いろんな難病の方がみえますが、
特に、潰瘍性大腸炎の患者さんが多いように感じます。
この方の状態としては、
潰瘍性大腸炎は小康状態ですが、
・粘血便(膿と血の混じった便)
・下痢が1日3回
・食べ過ぎると腸に違和感
・腹部、臀部、足首に強い冷えを感じる
・慢性腰痛
・慢性首、肩こり
・首が回らない
まだまだ色々症状が出ており、お世辞にも健康とはいえない状態でした。
潰瘍性大腸炎を放っておくと
潰瘍性大腸炎は、主な症状としては、
・粘血便
・腹部の鈍痛
・1日に何度も軟便がでる
などです。
しかし、この病気は放っておいて悪化した場合は、
・重度の貧血
・大腸の炎症により大腸の機能障害
・大腸癌になりやすい
・最悪の場合は手術で人工肛門
という状態になることもあります。
潰瘍性大腸炎の原因
潰瘍性大腸炎の原因とは一体何なのでしょうか?
現代学では原因不明とされていますが、
可能性としては、過剰なストレスが原因であるとか、
暴飲暴食や食生活の欧米化が原因であると考えられているようです。
多くの難病も原因不明ですが、
患者さんから病気の発症前後のことについて詳しく話を聞くと、
・環境の変化
・人間関係のストレス
・家族の死
・暴飲暴食
・過労
など大きな出来事がある場合が多いようですから、当たっていると思います。
しかしながら、同じような生活をしている人や、同じ環境で仕事をしている同僚は
発症しなくて、何故自分だけ潰瘍性大腸炎になったのでしょう?
実は、他の難病でもいえることですが、
潰瘍性大腸炎の本当の原因は、坐骨の耐久性が弱いことが病気の始まりなんです。
言ってしまえば、『体質』なのですが、
坐骨の耐久性が弱いということは、背骨全体が重力に負けてしまうくらい弱い状態で
生活していることになるので、
背骨の中の自律神経が圧迫され、正常に機能しなくなります。
自律神経は、体の全ての筋肉や内臓、ホルモン分泌、血液循環、
呼吸、消化吸収に影響があります。
ですから、自律神経が異常状態で長い間生活していれば、
体はおかしくなって当たり前なのです。
その状態で、自分の体の弱い部分に異常が出やすいという話しです。
胃が弱ければ、胃潰瘍や胃がんになってもおかしくないですし、
小腸が弱ければ、クローン病(潰瘍性大腸炎が小腸に出たもの)、
心臓が弱ければ、心筋梗塞、
脳が弱ければ、脳梗塞や脳出血。
という具合に、自分の体の弱い部分に異常は出やすいのです。
この方の場合は、大腸が他の人と比べて弱かったので、
潰瘍性大腸炎という形で、体は異常を知らせてくれたということです。
ちなみに、この方の大腸が弱くなってしまった原因は、『肺』の血流傷害でした。
東洋医学では、大腸と肺は『表裏の関係』ですから、
関係性は大有りなんです。
1ヶ月たった今の状態
こんな症状で悩んでいた患者さんも、今では
・便の状態が下痢ではなくなってきた。
・血便が少なくなってきた。
・腹部や臀部、足首の冷えがほぼ解消。
・慢性腰痛もほぼ解消。
・首、肩こりもほぼ解消。
といった具合で、全体的に健康度合いが底上げされてきています。
明らかに症状は改善されてきていますし、
顔色も健康的ですし、体力もついてきているようです。
食事も十分気をつけていただいていますし、
前向きに治療されていますので、もう少しでほとんど症状はなくなっていくと思います。
もし、あなたやお友達が潰瘍性大腸炎で悩んでいたり、
今の症状に対して気になる事、聞いてみたい事などあれば、 お気軽にご相談ください。