こんにちは、津島げんき整体院の三輪です。
今日は、筋肉を使いすぎた肩こりについてお話します。
肩こりといっても大きく分けて2つのパターンがあります。
1つ目は、筋肉を動かしすぎたことによる肩こり。
2つ目は、筋肉を動かさないために起こる肩こり。
現代では、デスクワークが多いので、筋肉を動かさないために起こる肩こりが
増えています。
昔は、筋肉を動かしすぎたことによる肩こりの方が大半でした。
僕らは筋肉を動かすときは、脳の指令で筋肉を収縮させ動きを作りだします。
筋肉を動かすには、タダでは動きませんので、
エネルギーとなるものが必要です。
それが、ブドウ糖と酸素です。
この2つがないとさすがに筋肉も働いてはくれません。
たとえば、自分の筋力以上の運動をすると、
酸素の供給が追いつかず、筋肉の中のビルビン酸という物質が
乳酸に変わり、酸素の代わりとなって筋肉を動かしてくれます。
でも、この乳酸という物質がくせ者で、
筋肉の中に溜まってくると、本当は筋肉は酸素が欲しいのに
乳酸がいるので酸素が入ってこれません。
なので、筋肉に痛みが生じるのです。
これが、筋肉痛というやつです。
酸素の通る道が、乳酸によって渋滞している状態。
これが、『筋肉を使いすぎた肩こり』というわけです。
渋滞していて、老廃物や乳酸が出て行かないので痛みが続くということです。
この状態が続けば、ずっと痛いままです。