こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、すぐ治る人の脳と、なかなか治っていかない人の脳についてお話しようと思います。
すぐ治る人の脳と、なかなか治っていかない人の脳
この話は、脳科学でも分かっていることなんですが、
臨床の現場で10年以上たずさわってきても感じる部分です。
治療していると、重症そうに見えても、数回ですっかり治る人もいますし、
軽症そうに見えても、なかなか治っていかない人もいます。
もちろん、患者さん本人の体力とか回復力、自然治癒力の問題も関係してきますし、
外部環境、つまり仕事の内容とか、食生活、ストレスの度合いによっても
変わってきます。
それを踏まえても、すぐ治る人のと、なかなか治っていかない人というのは
存在するんですよね。
それは何故か?
ということなんですが、
重症でも、すぐ治ると思っている人は、すぐ治りますし、
軽症でも、なかなか治らないと思っている人は治っていきません。
そんなことで?
と思うかもしれませんが、
これは頭で思っているだけでは、こうはならないんですよ。
潜在意識でこう思っていないといけません。
体を支配する潜在意識
潜在意識でというと、難しく考えてしまいがちですが、
子供のころからTVや親から聞いたこと、見てきたことで
刷り込まれてしまっていることが、潜在意識となって知らず知らず自分の常識となって
しまっています。
患者さんとの会話でも、
『私は歳だから、なかなか治らないわよね。』
とか、
『もう何十年も痛かったのが、すぐに取れるわけ無いわよね。』
というのが口癖になっている人が、結構多いです。
こういう方は、やはり治りは遅いです。
なぜなら、自分ですぐに治る事を認めていない。
すぐ治る事を自分自身に許可していないからです。
逆に、すぐ治る事を許可している人は、
傍から見ても重傷なのに、意外とケロッと治っていきます。
面白いですね。
結局、カラダというのは、潜在意識で脳が思っているようになるということです。
だから、意外に多いのが、
治りたいと口では言っているけれど、潜在意識では治りたくないと思っている場合です。
このお話をすると、
そんな人がいるのか?
とか、否定する人が多いのですが、
深層心理を勉強すると、あぁなるほど!と納得できることもあるのです。
病気でいないと仕事や家事が休めない
病気でいると、みんなが優しくしてくれる
病気でいないとお金が入ってこない
病気でいることが親への復讐になっている
などの場合に、潜在意識で『治りたくない』と思ってしまっている場合が多いです。
なので、津島げんき整体院では、
潜在意識でなかなか治らないと思い込んでいる方に対しては、
潜在意識の書き換えをしています。
ただ、実際は、ものすごく根が深い場合もあるので、
簡単に表面だけの書き換えにはなります。
深いレベルでの潜在意識の書き換えには、探り出すのに時間も労力もかかるので、
今後そういったメニューも作ろうかとは考えていますが、
今の段階では現実的ではないので手はつけてはいません。
潜在意識の書き換えは、人生に多大なメリットを与えますから、
今後の整体という技術は、脳や潜在意識の調整という方向に向かうのではないかと思います。