こんにちは、津島げんき整体院の三輪です。
前回から子供の発熱についてお話してきましたが、発熱に関してこんな声もあります。
子供の発熱による『けいれん』と『脳炎』が心配です!
確かに・・・
でもですね、正しい知識があれば、そんなに恐がる必要も無いというのが本当のところです。
人が不安になるとか恐がる理由として、正確な情報を知らないからということが多いのです。
でも、知っていれば不必要に恐がる必要も無いですよね(^^)
では、まずは『けいれん』についてです。
生後6ヶ月から6歳までのお子さんの約7%が、
発熱による『けいれん』を起こすといわれています。
(単純型熱性けいれん)
解熱剤を使わなかったから、ひきつけを起こしたということもありますが、
解熱剤を使ってしまったがために、急激な熱のはねかえり(急激な上昇)により
ひきつけを起こす事があります。
しかし、10人に9人以上は一生経験することは無く、
ひきつけを起こしたとしても後遺症を起こすことはありません。
次に脳炎についてです。
熱で脳炎を起こすことはありません。
また、頭に障害を起こすことこともありません。
脳炎は病原体が脳に侵入することによって起こるのであって
発熱によって起こるものではないのです。
脳炎の症状は、
・ぐったりする
・呼びかけに応じない
・眠ってばかりいる
などの意識障害
・機嫌の悪さが続く
・頭痛
・嘔吐
・けいれん
などです。
症状を観察していれば見逃すことはありません。
とのことです。
ちゃんと正確な情報を知っていれば、無駄に恐れる必要はなさそうですね(^^)