こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、じっとしていると腰がじわじわ痛くなる80代男性が来院されました。
実は明日の予約だったのですが、いきなり本日の夕方に飛び込みでみえたので
こちらとしてはびっくりです。
ちょうどスケジュールに空きがあったので良かったのですが、
もしスケジュールが埋まってしまっていたら長時間待っていただくか、
帰ってもらうことになってしまいますので、
予定を変更したい場合は、お電話をいただけると助かります(^^)
じっとしていると腰がじわじわ痛くなる80代男性の問診
1年半前に、洗車中に足を滑らせてしまい、側溝で腰を強打したそうです。
その後、腰が痛くなり、
1ヶ月間、毎日接骨院に通ったそうなのですが、何も良くならず、
諦めてそのまま放置していたのですが、
月が変わるごとに痛みが増したり、
背中が曲がってきたり、
左肩が挙がらなくなっきたり、
どんどん悪くなってくるので、たまらずに来院されたそうです。
一人暮らしなので、寝たきりになってしまうのは恐いですから
なるべくならもっと早い段階で来て頂けると
ご自身も楽になりますし、
こちらとしても治しやすいので、迷ったら来院するようにされるとよいと思います。
検査で痛みの原因を探る
では検査に入りますが、
この方の体型を見ていて気になることがあります。
それは、
・背骨が側湾していること
・腰も背中も曲がってしまっていること
・筋肉が痩せてしまっているわりにカチカチになっていること
です。
こういう特長の方で、腰痛が取れていかない場合は
津島げんき整体院の経験上、
背骨の耐久時間が少ない(坐骨の耐久時間が短い)ことと
どこかの内臓の血流障害を疑います。
早速お体を診ていきます。
案の定、坐骨の耐久時間はとっても少ないです。
通常は10時間以上は坐骨は同じ姿勢でも耐えられるようになっていますが、
この方は10分程度しか耐えられないようです。
なのでジッとしているだけで、腰がじわじわ痛くなるのでしょう。
更に腰痛の原因を探ると、
腰椎4番の骨に細かいヒビや傷がついているようです。
こうなると、筋肉が骨にきちんと付着できないので、
治りがものすごく遅くなります。
さらに、左膝にも違和感があるようなので、この原因も探ります。
この原因は、左肺の循環障害(血流異常)です。
左肩が挙がらないのは、心臓の血流障害が原因です。
細かく診ると、色んな原因が隠れていますが、
それも時間の許す限り処置していきたいと思います。
MSB療法による調整と確認
原因が分かれば、あとは簡単です。
軽く腰椎5番に手を当てて調整します。
これで全身の問題を取り除いていきます。
・・・
調節完了です。
確認に入ります。
左股関節と筋力低下が改善されています。
左肩の挙上も、自力では出来なかったのが、
少しだけではありますが、自分の力だけで挙がっています。
これは、本人も自覚されて喜んでくれています。
肺が悪いというのは、昔から気付いてはいたそうですが、
今思うと、疲れやすいとか
しゃべりにくいといった症状は、
『肺からきていたんだなぁ』と
納得されていました。
背骨の強さも、最初よりも劇的に強くなっています。
腰の痛み自体はだいたい1ヶ月でいけそうです。
肩が上がらないのは、2ヶ月くらいはかかりそうです。
次回予約もされていきましたので、しっかり治していきたいと思います!