こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は慢性頭痛(片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛)についてお話しようと思います。
慢性頭痛について
慢性頭痛といってもいくつかのタイプがあります。
それぞれのタイプによって、痛み方や対処法が異なります。
また、実は1種類だけでなく、色んなタイプが混ざった混合型頭痛の場合もあります。
慢性頭痛の種類としては
①片頭痛
②緊張型頭痛
③群発頭痛
がよく知られている慢性頭痛の種類です。
まずは、片頭痛についてお話します。
片頭痛の痛みの特徴ついて
【痛みの特徴】
・拍動性の痛み(脈に合わせてズキンズキンという痛み)
・頭の片方が痛む(両側が痛む場合もある)
・痛みで吐き気がすることもある
・前兆がでる場合もある
閃輝暗転(星がチカチカしたように見える)、
視野が欠ける、
生あくびがでる、
肩こりがひどく感じる、
首すじが張ってくる
・身体を動かすと痛みが強くなる
・親や子供も頭痛もちであることが多い
片頭痛の原因
【原因】
片頭痛は、血管が拡張して周囲の神経が引っ張られて痛みが起きるといわれています。
なぜ血管が拡張するかはわかっていませんが、
次のようなことが誘引と言われています。
・睡眠不足や生活リズムの乱れ
・緊張から開放されてホッとしたとき
・人ごみ
・熱いお風呂やサウナ
・生理(女性ホルモンの影響)
・アルコールや特定の食品
・寝すぎ(過度のリラックス)
などです。
こうやって見てみると、どれも自律神経に関係しているように感じます。
血管の収縮・拡張のリズムが乱れることや、
自律神経の切り替えが上手くいかないことで頭痛が起きると思われます。
片頭痛の対処法
【対処法】
予防としては、
・自分の痛みを誘う原因を避ける
・なるべく規則正しい生活をして、自律神経の働きを整える
・頭が痛くなりそうな時に冷やして安静にする
・予防薬(頭痛薬を飲みすぎると、その副作用で片頭痛がひどくなる場合があります。
薬を飲む場合は、専門の医師との相談で、飲むタイミングや量も大事になります)
痛くなったときは、
・暗い静かな部屋で安静にする(光、音は避ける)
・こめかみや痛む部分を冷やす
・こめかみや痛む部分の血管を圧迫する
・鎮痛薬(あまりに痛い場合は飲むことをお勧めします)
・カフェイン(コーヒーやお茶)
もし、あなたの今の頭痛の症状で、気になる事、聞いてみたい事などあれば、
お気軽にご相談ください。
次回は緊張性頭痛についてお話します。