こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、急に激痛で腕が上がらなくなった女性の2回目の来院についてお話しようと思います。
初回来院での出来事から読みたい方は、
を先にどうぞ。
急に激痛で腕が上がらなくなった女性の2回目の来院
前回、来院されたときは笑顔も無く、痛みで顔をしかめていましたし、
治るかどうかも分からずに不安そうにしていました。
初回の施術で、痛みの割合が、
10→5
に減りましたので、お帰りの際は笑顔を取り戻されて、安心して帰られました。
今日は2回目の施術の日です。
足取りも軽く、最初から笑顔で、声も大きな声が出ています。
それだけで、調子が良さそうな感じを受けます。
痛みは、前回の施術が終わってからもドンドン無くなっていき、
肩もまったく動かすことができなかったのが、90度くらいまでは上がるようになっていました。
腕に力が入らなかったのも、まだ万全とはいきませんが、ずいぶん力が戻っているようです。
今回の施術も楽しみにしていたそうで、嬉しい感想を頂きました。
2回目の体の状態
では、今の体の状態を診ていきたいと思います。
まだ、背中の肩甲骨の内側の筋肉は、右側が盛り上がっており、
左右のバランスはよくありません。
この原因となっているのが、重力に対する体の軸のズレです。
一口でズレているといっても、骨、内臓、脳など
様々な細かいパーツごとに軸がズレているので、1つ1つ調整していかなくてはいけません。
骨盤、右肺、右脳、頸椎、頚髄が重力との軸がズレており、
そのせいで体を正常に保てていません。
その結果、骨が捻れてしまい、筋肉が緊張することで何とか水平を保とうとしているのです。
初回よりは体は楽になっていますが、まだ正常には程遠いようです。
また、肩を動かすと、筋肉が凝り固まってしまっている部位があるようで、
動きが硬く、引っかかるような状態で、可動性が悪くなっています。
これは、体の防衛作用で、
これ以上からだが壊れないように、筋肉をワザと硬くすることで、守ろうとしているのです。
調整は、筋肉をほぐすとか、緩めるということではなく、
なぜ筋肉を固めなくてはいけなくなってしまったのか、その原因を探り、
取り除けば、筋肉を硬くする必要がなくなるので、
自動的に筋肉は緩んでいきます。
では、調整に入ります。
・・・
はい、終了!
2回目の施術の結果
2回目の調整が終わりました。
痛みはほとんど無くなっています。
腕の可動性は、肩を後ろに回すときに引っかかる感じはまだ出ているようですが、
普通に肩を上げる分には問題は無くなっています。
これで、仕事にも復帰できそうだと喜んでいただけました。
初回の施術の時には出てこなかった問題が、2回目になると出てくる場合もあります。
人の体は上手くできており、
治す順番も、治りやすい順序で体が教えてくれるのです。
そうすると、無理なくスムーズに、
その人にとって最短で治っていくというわけです。
次回は、施術5回目の状態をお伝えしますね。