こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、慢性疲労と倦怠感の原因についてお話しようと思います。
慢性疲労と倦怠感が何年も続く男性
先日、慢性疲労と倦怠感を何年も感じている男性が来院されました。
まだ働き盛りの年齢ですから、そんな異常を感じるほどの疲労や倦怠感は
やはり何かしら原因が隠れていそうです。
もちろん働きすぎて睡眠時間が取れないとか、休みが無いようなお仕事ですと
原因は働きすぎということになりますので、
休みをちゃんと取れれば回復します。
ですが、この方の場合は、きちんと睡眠時間も休みもとられているのに
このような問題が現れているので非常事態ということです。
慢性疲労と倦怠感の原因は?
当院の検査の結果、
・右肺の3分の2が機能低下を起こし、うまく空気を吸えていない。
・左肺の2分の1が同様に空気を吸えていない。
ということがわかりました。
空気を正常に吸えないということは、
常に高山トレーニングをしている状態と一緒なので、
体は慢性的に酸欠になっています。
それでは、疲れも取れないですし、眠りも浅くなります。
つまり、疲労が蓄積されていくというわけです。
酸素が体に十分取り入れられなければ、筋肉にも酸素が十分に
行き渡らず、筋力低下にもなりますし、
内蔵の機能も低下します。
酸度不足の弊害
呼吸器系に問題があり、酸素不足になると
思考にも悪影響が出ます。
重症な患者さんや、余命わずかな方を思い浮かべてみてください。
プラス思考でいる方って少ないと思いませんか?
そうです、酸素不足になると思考はネガティブに傾いていきます。
楽しいことや前向きなことは思い浮かべられなくなってしまいます。
マイナス思考は、自然治癒力を低下させるというデータもありますから、
ますます治りにくくなってしまうという
負のスパイラルに陥ってしまいます。
こんなときは、まずは呼吸器を調整し、酸素を十分に取り入れれるように
するのが先決というわけです。
負のスパイラルにストップをかけるということですね。
この方の問題は、初回でほとんど解決しました。
呼吸が深くなり、
筋力も正常に戻りました。
たったこれだけで、疲れにくい体に戻りました。
良かったですね。
もし、あなたが疲れが取れないことに悩んでいるようでしたら、
お気軽にご相談ください。