こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、股関節痛の思いもよらない原因についてお話しようと思います。
２週間前から続く左股関節痛で苦しむ女性
今日は、２週間前から続く左股関節痛で苦しむ女性が来院されました。
通常、股関節が痛む場合は股関節周辺の筋肉や関節内包の炎症を疑いますが、
病院や接骨院で股関節の調整をしても治らない場合が多いということからも、
原因は股関節にはないことが多々あります。
いつも言っていることですが、
同じような症状を抱えていたとしても、その背景は人それぞれですから、
１００人いたら１００通りの原因があります。
なので、治療というものは
マニュアル治療では決して上手くいきません。
たまに、偶然そのマニュアルに書いてある部分が原因であれば、
治る場合もありますが、
せいぜい２割もあれば良いほうだという印象を受けます。
今回のケースは、
２週間前に急に左股関節が痛み出し、
その後、さらに激烈な痛みに襲われたそうです。
歩いているときよりも立ちっぱなしや寝ている状態でも痛むようで、
座っているときに一番痛みがひどく感じるということでした。
今回の股関節痛の原因は？
では今回の股関節痛の原因を探っていきます。
検査をしていくと、左股関節がゆるゆるになっています。
本来は軽く引っ張るだけですと、股関節は非常にしっかりガッチリしているので
ビクともしないのが普通なのですが、
この方の股関節は軽く引っ張るだけでも、グニャっと伸びてしまいます。
これは何かしら問題が起きている証拠です。
しかしこの問題と痛みとは関係がなさそうです。
股関節が緩い原因は、心臓と肺の血流が悪くなっている事が原因のようです。
放っておいても将来問題が起きないとも限りませんので、
もちろん正常に戻しておこうと思います。
股関節痛の原因は、
小腸の細菌感染と循環障害、自律神経系の異常が起きていました。
普通の人が、この検査の結果を聞けば、
そんなバカな！
と思うかもしれませんが、体は全部つながっていますので
こういうこともザラにあります。
小腸は免疫の要なのですが、
ここに細菌感染があるということは、よほど免疫機能が低下するような
ストレスや過労、疲労が溜まっていたのでしょう。
通常、人の体はほかっておいても治るようにできていますが、
治らなくなってしまうと面倒なことになります。
それを治るように手助けするのが、我々医療者の仕事です。
股関節痛の調整
では、調整です。
問診、検査、調整で３０分程度です。
調整後の確認ですが、
痛みは解消されているようです。
股関節もガッチリ強くなりました。
ついでに、首のコリと浮腫みも取れました。
心臓と肺というのは全身に影響を及ぼす臓器ですから、
そこの調整が上手くいき、正常に働くようになれば
体の不調の多くが解消される場合もあります。
完全に回復するには、
週１回のペースであと３回程度でいけると思います。
今日は、これで大丈夫です。
もし、あなたの今の症状で、気になる事、聞いてみたい事などあれば、 お気軽にご相談ください。
