こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、ぎっくり腰でうつ病の40代男性が来院されました。
ぎっくり腰でうつ病の40代男性の問診
本日、昼ごろに突然の電話です。
『ぎっくり腰になってしまいまして、今から診てもらえないでしょうか?』
いつもは、直前で予約をいただいてもスケジュールが埋まっていることが多いので
別の日にしていただくか、お断りすることが多いのですが、
今日は珍しくスケジュールが空いておりましたので来て頂く事になりました。
どうやら、今日の今日にぎっくり腰を発症してしまったとのこと。
ヨタヨタおぼつかない足取りでの来院です。
ぎっくり腰はわかりましたが、
どうやら10年前からうつ病を発症しているということも分かりました。
これも何とかしてあげたいですね。
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰というと、みなさんは急に発症するものだという認識ではないでしょうか?
事故みたいなものだと思っていませんか?
実は、ぎっくり腰は急性疾患ではありません。
慢性疾患、
もしくは、ぎっくり腰体質といってもよい状態がずっと続いているのです。
ぎっくり腰の根本的な原因は、
坐骨の耐久力が正常の人に比べて弱いことが最大の原因です。
多分、ほとんどの人が、初めて聞く事だと思いますが、
坐骨の耐久力が弱いと、背骨も相対的に弱くなっており、
背骨が体を支えていられない状態なので、背骨の周りの筋肉が背骨を支えなくてはいけなくなり
その状態がずっと続くと、筋肉が疲労してしまい、
限界を超えると、
くしゃみや
重いものを持った瞬間にグキッとぎっくり腰になってしまうということです。
ぎっくり腰を起こす人の特徴
ぎっくり腰を起こす人の特徴として、
・長時間座っていられない
・長時間座っていると足を組む
・長時間座っているとお尻が痛くなる
・慢性腰痛や慢性肩こりをもっている
・集中力が持続しない
・昔から落ち着きのない子といわれてきた
・ヘルニアがある
などなど、
背骨に関係する症状が以前からある場合がほとんどだと思います。
背骨に異常が出やすいので、
背骨の中を運動神経や内臓の神経、自律神経が走っているので、
・消化器の不調
・循環器の不調
・自律神経系の問題
を抱えていたりもします。
検査
この方も検査していくと、
・背骨が弱い
・長時間座っていられない
・うつ病などの自律神経系の症状が出ている
・心臓や肺の循環不全がある
ということが分かりました。
津島げんき整体院の検査は、
病院の検査のように、機材や精密機器は使いませんが、
病院ではわからないような原因まで検出することが出来ます。
では、治療に入ります。
ぎっくり腰とうつ病の治療
ぎっくり腰とうつ病の原因はすでに分かっていますので、
調整に入ります。
やることは、
・坐骨を強くして、背骨もしっかり体を支えられるようにする
・心臓と肺の循環を正常にする
この2つだけです。
調整は一瞬です。
・・・
はい終了です。
結果確認
では、確認に入ります。
最初に来院されたときの、ぎっくり腰の痛みを10とすると、
ご本人の感覚では、4程度に減っているようです。
6割改善したようです。
初回の調整で6割痛みが減れば、大成功といえます。
体も軽くなっているようですし、
肺や心臓の循環もずいぶん良くなっています。
すこし、今後の説明をした後に、もう一度体の確認をしていただきました。
そうすると、先ほどよりも更に痛みが減っているようです。
治癒力がきちんと働いていれば、
時間経過とともに、ものすごい速さで治癒が起こります。
検査の結果、治療終了から5時間後には痛みは0になっていると出ます。
これは、患者さん本人に5時間後に確認していただかないといけませんが、
おそらく、痛みは取れていると思います。
うつ病も、背骨が整うと、自律神経が正常になっていくので、
これも時間の経過とともに楽になります。
楽しみです。
ぎっくり腰も、慢性化してしまうと腰周辺の筋肉が硬くなりすぎたり、
筋断裂や硬質化、石灰化といったように重症になってしまいますので
早めの処置をお勧めします。
もし、あなたの今の症状で、気になる事、聞いてみたい事などあれば、 お気軽にご相談ください。