こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、薬の害についてお話しようと思います。
薬を飲み続けることの恐怖
薬の恐いところは、必ずある副作用だけではありません。
皆さんはご自身に起きている不愉快な『症状』を悪いものと捉えていますが、
『症状』とは病気が治ろうとする作用(働き)なんですよね。
例えば、皆さん1度は風邪を引いたことがあると思いますが、
風邪をひくと熱が出ますよね。
この熱が出るという症状は、体が発熱してその熱で細菌やウイルスを殺し、
免疫力を高めるために起こしている正常な反応です。
風邪を引くと、咳も出ますし、くしゃみや鼻水も出ます。
この反応というのは、細菌やウイルスを体の外に出すための正常な反応です。
もちろん風邪で下痢をするのも、下痢をすることで腸の中にいる
細菌やウイルスを排出する正常な働きです。
すべての風邪の『症状』は、風邪という病気を治すために
自分の体がきちんと正常に自然治癒力が働いている証しなんですね。
ですから、この治癒反応を止めてしまえば病気は治らないことは、
皆さん分かっていただけると思います。
治癒反応を止めるということは、病気が固定されてしまうことにつながります。
つまり急性だったものが、慢性化してしまうのです。
さらにこの状態が続くと、悪性となってしまします。
これは、症状を病気だととらえている西洋医学の最大の欠点といえます。
薬は治癒反応を止めてしまうのです。
逆に言えば、治癒反応を自然に起こしてあげれば、勝手に病気も治るということでもあります。
現代人の薬事情
治療家になって10年以上経ちますが、
いろんな患者さんを診てきました。
それで、感じることは、
ある程度の年齢になった患者さんは、みんな薬漬けと言っていいほど薬を飲んでいます。
あれだけ薬を飲まされたら体の調子がおかしくなるのは当たり前だと思います。
薬を全部やめれば、病気はよくなるのになと思います。
しかし、そんなこと言ったら医者に怒られますから、大きな声では言えません。
現代人は、特に日本人ですが、
薬の飲みすぎで体をおかしくしています。
薬は必ず副作用がありますから、あんなに大量に飲めば
どこもかしこもおかしくなって当たり前です。
先進国で、こんなに薬を飲まされている国は日本以外ありません。
薬の恐い話
最初にお話した、薬は治癒反応を止めてしまい、
症状や病気を慢性化させていますということ以外にも
薬の恐さはあります。
薬の恐い話の2番目が薬剤耐性があるということです。
生き物というのは同じ刺激を受け続けると、その刺激に対して抵抗力(耐性)を持ちます。
アルコールについてもそうですし、
薬対しても同じように耐性を持つのです。
つまり、同じ薬を使い続けると、だんだん効果が出にくくなるということです。
たとえば高血圧の薬を1日3錠飲んで、効いていたとしましょう。
毎日のように同じ薬を飲み続けていると3錠では効かなくなってきます。
こうして4錠、5錠と増やさないと血圧は下がらなくなってきてしまうのです。
そして、量を増やされるか、
もっと強い血圧の薬が処方されます。
ですが、同じように効かなくなってきますので
また量が増えていくという悪循環におちいります。
3番目が薬物依存です。
薬を常用し続けると、
脳は、薬を飲んだ状態を正常な状態と錯覚するようになります。
薬を飲んでいる状態が正常と思っているので、
薬の効力が切れると体は苦痛を感じたり、
薬を飲んでいないと不安をかんじてしまったりします。
これが依存とか中毒という状態です。
その苦しさや不安に耐えれなくて、
また薬を服用してしまうという負のサイクルに入ってしまいます。
これが中毒者が、依存から抜けることが出来ない理由というわけです。