こんにちは、津島げんき整体院の三輪です。
今日はご紹介で来院された、両膝の痛みと腰痛でゴルフが出来なくなっていた60代男性の
施術をさせていただきました。
この方は、9年前にゴルフの最中に右膝に違和感を感じ、それからゴルフのスイングをする際に
膝を捻る動作をすると痛みが出るようになり、左膝にも違和感が出てきてしまい
それ以来、ゴルフが出来なくなってしまったそうです。
以前は歩くのも早く、スタスタと歩けたそうですが、今では家族の誰よりも遅くなってしまい
ガックリきているようでした。
早速検査をすると、とっても体格が良く筋肉もしっかりしているにもかかわらず
背骨に軽く負荷をかけるだけで、フニャフニャと曲がってしまいます。
案の定、背骨が重力に負けてしまっています。
これが、慢性腰痛の原因だと判明しました。
さて、次に膝の痛みですが、
通常軽症の人は、片方だけに痛みが出る事が多いので今回のパターンは
右膝と左膝で原因が違いそうです。
ちなみに、とっても大事なことですが
・膝が痛いからといって膝に原因があることはほとんどありません!
・膝が痛いのは体重が重いからというのは原因ではありません!
ですから多くの膝痛で苦しんでる方たちは、いくら膝の治療をしても
がんばって体重を落としても治っていかないのです。
原因が膝と直接関係ない部分にこそ隠れているのですから。
話が逸れましたが、
まずは右膝の原因を探ります。
どうやら右膝の関節が緩くなってしまっているようです。
そして、右股関節も右足首も同様に関節が緩んでしまっています。
これらは原因が同じですね。その原因は右肺の下部が呼吸が上手く出来ていないことです。
それによって、右下肢の筋肉や腱に酸素が上手くいきわたらず、
筋力低下が起こってしまっています。
その状態で、ゴルフで捻る動作に耐えられず痛みが出ているようです。
さらに、肺が上手く機能していないと
・睡眠が浅くなる
・寝ても疲れが取れない
・常に倦怠感や体が重く感じる
という症状も出ます。
本人に確認してみると『なんで分かるんですか!?』とびっくりされていました。
さて次は左膝です。
左膝の痛みの原因も膝の関節が緩んでいるようですが、さらに原因を探ると心臓の血液循環が
おかしくなっているようです。
それによって血液が左下肢に行き届かず筋力が低下していたため痛めやすくなっていました。
原因が分かったところで、調整開始・・・調整終了!
背骨が強くなったことで、姿勢も良くなり体もずいぶんと軽くなられたようです。
肺が機能を取り戻せば、意識もはっきりし、体も軽くなりますし、疲れも取れやすくなります。
回復力も向上しますので良い傾向です(^^)
腰痛も感じなくなっており、
肝心の膝の痛みはというと・・・
5割痛みが取れているようです。
9年間苦しんだ痛みが初回にしてはまずまずの効果が出たようです。
歩き方も来院された時とは比べ物にならないスピードで歩けています。
ご本人もスタスタ歩けることに驚いていました。
次回のご予約を入れていただいて、初回の施術は終了!
治療はエンターテイメントでないと面白くありません。
驚いてもらって、喜んでもらえたら最高ですね(^^)