こんにちは、津島げんき整体院の三輪です。
前々回、前回までに腰痛の原因と確認方法をお話しました。
今日は、重力軸がずれると体に何が起こるのかということをお話します。
重力の軸と、体の軸がずれてしまうと、簡単に言えばそのままでは
まっすぐ立てなくなります。
なので、体はどうするかというと、骨盤や背骨をずらしたり、曲げたりして
重力に対してまっすぐ立てるように自己調整します。
でも、軸はずれたままですから正常に治しているわけではないのです。
体は、なんとか誤魔化して日常生活に支障の無いようにするということを
します。
骨格や骨盤がずれると、筋肉にも影響が出てきます。
あるところでは、筋肉が引っ張られていたり、ねじれていたり。
あるところでは、緩みすぎていたり。
筋肉全体のバランスが崩れていくのです。そうすると負荷がかかりやすい
部分と、かかりにくい部分が出てきます。
負荷のかかりやすい部分は、筋肉が必要以上にがんばらないといけない状況が
続きますので、炎症を起こしやすいとか、治りが遅くなったりします。
それに加え、骨格に異常が出ると、内臓にも悪影響が出ます。
引き伸ばされると事が出てきたり、
圧迫されるところが出てきます。
さらにさらに、全身の血流やリンパの流れにも悪影響が出てきます。
たとえば、心臓や肺が圧迫されれば、それこそ全身の血流はおかしくなります。
胃や腸なら消化不良や、便秘や下痢になったり、
子宮や卵巣なら生理痛や生理不順、不妊症などになってしまうこともあります。
多くの方は、ただでさえ肩や腰に負担がかかりやすい生活をしていますので
こういうことが起きれば、腰痛はもちろん、肩こりも起きることは
分かっていただけると思います。
骨盤矯正や、骨格調整は確かに効果はありますが、すぐに戻ってしまいます。
腰痛の方は骨盤がズレているというのは、その通りなのですが、
根本原因では無いのです。
重力と自分の軸を正していないので、なかなか治っていかないということです。
逆を言えば、軸さえ整えてあげれば、簡単に腰痛は楽になってしまう
ということです。
軸の調整は、当院では簡単なことですからお任せくださいね。