こんにちは、津島げんき整体院の三輪です。
最近は病院にかかっている腰痛患者さんの8割以上が原因不明とされています。
まったくもって馬鹿にしているとしか思いません。
原因が分からないのに病院に通わせて、治すためではなく痛みを紛らわすためだけに
湿布や、痛み止め、ブロック注射を処方し続けるなんて・・・
税金の無駄遣い
さらに、薬のせいで余計治りにくくされ、
薬原病とされる薬が原因の痛みまで出てきてしまう始末。
そうなると、色んなところに原因を探してきます。
たとえば、ストレス、冷え、タバコ、食生活、内臓疾患、歯並び、加齢・・・
確かに無関係とは思いませんが、根本的な原因としては弱いとしかいえません。
ストレス、冷え、タバコでも確かに筋肉は緊張しますが、そんなに大して緊張はしません。
ですが、すでに腰の筋肉が痛む寸前まで緊張していたとしたら、
ストレス、冷え、タバコが原因の筋肉の緊張が加われば痛みとして表面に出てきます。
ですから、ストレス、冷え、タバコも痛みの原因のひとつではありますが、根本原因とは
いえません。
他に腰の筋肉を緊張させている原因の上に、ストレス、冷え、タバコが原因の筋肉の
緊張が上乗せされただけです。
内臓疾患が原因の腰痛と言うのは、『腰痛ガイドライン』には、
まずは考えるべきではないと報告されています。
逆に、腰痛が原因で内臓疾患が起こることのほうが多いでしょう。
筋肉の緊張で血管や神経が正常に働かなくなれば、内臓にも血液や栄養が行き届かなくなる
ので、不具合も生じやすくなります。
歯並びの悪い事が原因で腰痛になると言うのは、
科学的根拠がないのです。
確かに歯並びを整えたら腰痛が治ったと言う人もいますが、
歯並びを整えるのにはけっこう時間がかかりますので、実際のところ分からないのです。
歯並びが悪い方でも腰痛でない人はたくさんいますしね。
現時点では、関連性は明らかになっていないのです。
でも、歯並びが悪くなった原因と言うのはありますのでご相談ください(^^)
最後に、加齢のせいで腰痛が起こるという説についてですが、
確かに、高齢になれば、以前よりは筋肉を動かさない事が増えるので、
筋肉を動かさないことで起こる腰痛は増えていきます。
また、年齢とともに血液のドロドロも増してきますので、
血行不良も影響していると考えられます。
血行が悪くなれば、乳酸やカルシウムが溜まりやすくなるので
痛みが出ることになります。
いずれにしても、筋肉を硬くしている原因、
背骨が弱くなっている原因を検出して取り除けば、確実に腰痛はなくなっていきます。