こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は歯列矯正の危険性についてお話しようと思います。
歯列矯正の危険性
皆さんは、歯並びを変える歯列矯正に副作用があることを知っていますか？
『いい歯医者、悪い歯医者 － 噛み合わせが狂えば、命も危ない －』
という本の中で、歯列矯正による副作用の実例が報告されています。
その後、新聞などで記事に取り上げられたこともあり、
著者の医院には歯列矯正の治療途中の方や、治療後の方など様々な
歯列矯正による症状に苦しむ患者さんが訪れているようです。
津島げんき整体院でも、体の違和感や痛み、不調が噛み合わせや
歯並びをいじった事によって引き起こされていることが少なくありません。
歯列矯正の副作用は、どんなものがあるかというと、
・歯や顎の痛みが出るようになった
・歯が噛み合わせが違和感を感じるようになった
・口が開かなくなった
・どこで噛んでいいかわからなくなった
といった口の不具合だけでなく、
・頭痛
・首や肩のこり
・強い倦怠感
・吐き気
・不眠
など痛みを感じることから、自律神経系の問題まで多岐にわたり、
ひどい方になると、仕事を辞めざるを得ないという状態になってしまう場合も
少なくありません。
しかし、こうした歯列矯正の副作用があるということはなかなか広まりません。
というのも、歯科における歯列矯正とは、
「噛み合わせを整えるための治療法である。」
と教科書には記されているようなのですが、
それが、いつの間にか見た目をキレイに揃える歯並び矯正になってしまっています。
歯列矯正専門の歯医者さんは歯の移動には長けてるようですが、
噛み合わせについて正しい知識を持っている歯医者さんはほとんどいないというのが実情で、
これが歯列矯正の副作用で苦しむ患者を生み出す大きな要因となっています。
歯医者さんは今ではコンビニよりも多い競争状態となっていますが、
矯正専門の歯医者さんは、この過当競争に加えて少子化の影響で
子供の患者が減っていますから、
「いくつになっても歯並びを変えることは可能です」
といった謳い文句で大人にもターゲットを広げています。
そんなご時世とあって、成人の歯列矯正は増えているようです。
そしてその分、副作用で苦しむ人も確実に増えています。
歯並びと噛み合わせは実は別物です！
一般的なイメージだと、
歯並びを整えると噛み合わせも良くなる
と思われがちですが、
決してそんなことはありません。
歯並びの美しさに関係なく、その人固有の噛み合わせというものは20歳頃には完成します。
つまり、約20年の長い年月をかけて骨格や筋肉、
神経系など全身のシステムと連携しながら完成するのです。
たとえ見た目の歯並びが乱れていたとしても、
その人にとって、その歯並びに調和した顎の動きで咀嚼する複雑なシステムが
出来上がっているのです。
そのため、噛み合わせが急変すれば、影響は全身に及ぶことは分かっていただけると思います。
少し長くなりましたので、次回も歯列矯正についての続きを書きたいと思います。
