こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、「変性すべり症」と「分離すべり症」の違いについてお話しようと思います。
すべり症の種類は?
すべり症の種類には、大きく分けて2つあります。
背骨は頸椎が7個、胸椎が12個、そして腰椎が5個の計24個の骨で作られています。
1つ目は、
その骨1つ1つの背骨をつなげている部分が、文字通り分離してしまう状態を
『分離すべり症』と呼びます。
2つ目は、
骨1つ1つの背骨の分離はなく、骨と骨の間にある椎間板が老化によって
変性することが原因で、ズレた状態のものを『変性すべり症』と呼びます。
「変性すべり症」と「分離すべり症」の違いについて
『変性すべり症』
変性すべり症は中高年に多い症状です。
中高年に多い理由としては、若い時は筋肉や靭帯などが健康的で弾力性もあるので
腰椎を支える力が十分にあるので問題はありません。
ですが、年齢を重ねると老化で筋力の低下や、
筋肉の弾力性がていかすること、
姿勢などの生活習慣の悪い癖により、腰骨を支える力が低下してしまう為、
腰が曲がっている人の多くがこの変性すべり症といわれる状態になっています。
『分離すべり症』
骨の成長時期、特に中学・高校のときに、
部活などで激しいスポーツをしている方は、
・腰をひねったり
・反らしたりする動作
により、疲労骨折を起こすことも『分離すべり症』になる原因になっています。
すべり症の症状
すべり症の症状の多くは腰痛です。
これは、「変性すべり症」と「分離すべり症」のどちらにも現れる症状です。
これといった自覚症状が出ないということもありますが、
長時間、同じ姿勢をとり続けたり、
立ち仕事や、腰を反らせたり捻ったりすることによって
腰の神経を刺激してしまうことになると、
・腰痛
・下肢痛
・下肢のしびれ
などの症状が現れます。
ただし、激しい痛みがでるということはあまりないので、
しばらくすると症状が楽になることも多く、
治療をしないでそのままにしておくことが多いようです。
それが慢性化していく原因になっております。
「変性すべり症」と「分離すべり症」の違いについてのまとめ
以上が、「変性すべり症」と「分離すべり症」の違いです。
医学的には、上記のような原因で、すべり症が発症するといわれていますが
多くの方が、病院で手術を受けても完治することはないようです。
ということは、西洋医学とは違った視点で、
『すべり症』という病気についてみなくてはいけないということでもあります。
西洋医学とは違う視点というと、
・東洋医学的視点
・物理学的視点
でしょうか?
津島げんき整体院が発見した
『すべり症』の本当の原因は次回に書きたいと思います。
楽しみにしてください!