こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、『冷え』の原因と対処法についてお話しようと思います。
『冷え』について
『冷え』というのは数年前からいろんな雑誌やTVで取り上げられていますし、
その対処法も色々と書かれています。
ちょっと健康に興味のある方ならば、
『冷え』が病気の重要な原因であるということは知っていると思います。
『冷え』は確かに病気の原因なのですが、
厳密に言うと『冷え』自体にも原因があるのです。
病気やそのほかの不快な症状というのは、
何かしら原因があって、その結果起こるものです。
つまり『冷え』というものも原因ではなく結果にすぎないということです。
ここが重要なのですが、
厳密に言えば、冷えを改善しても病気は改善しません。
ですが、冷えが治っていれば病気の状態はかなり改善していると判断できます。
この微妙なニュアンスに気付くかどうかが重要なのです。
今までの冷え対策がダメな理由
体温に関しては筋肉の量や食べ物の食べ方、栄養やミネラル、
ホルモンなどに影響を受けます。
ですから、これらを改善しないかぎりは同じです。
何が言いたいのかというと、皆さんは『冷え』を解消するために
漢方薬が体質を改善すると思っていませんか?
この漢方薬によって冷え解消するという行為は、
実は、解熱薬で熱を下げていることとやっていることは同じということです。
つまり漢方薬も所詮は対症療法に過ぎないということです。
他には、『冷え』には温めればよいうということで、
温灸などが思い浮かぶと思います。
ですが、温灸などにも同じようなことが言えるのです。
漢方も温灸も無駄ではないのですが根本的な治療ではありません。
冷えるから温めるという行為も、対処療法ということです。
じゃあ、どうすればよいのかというと、
・『冷え』を改善することは、筋肉量を上げて体質を変化させていくこと。
・冷えを改善していく食べ物を摂取すること。
・交感神経と副交感神経のバランスを調節すること。
が重要になってきます。
身体にとって毒性のある飲食物は、当たり前ですが体の代謝を落とします。
これらを根本から改善していかない限り、
・温泉だろうが
・サウナだろうが
・漢方だろうが
・お灸だろうが
・半身浴だろうが、
なんだろうが、全ては対症療法にしかならないのです。
本当の冷え対策とは?
『冷え』の改善は『低体温』の改善に通じます。
たとえば以下をやるだけでも冷えや低体温は改善しやすくなります。
1.砂糖や精製された穀物などの精製物を摂取しないようにする
2.筋肉の量を増やす
3.添加物や農薬、薬など化学物質を体内に入れないようにする
4.動物性食品を多く食べる
5.野菜は要注意(冷える性質のものが多くあります)
6.冷暖房の使い過ぎに気をつける
7.腸内細菌などの常在菌を多く保つ
もちろん対症療法だからダメという訳ではありません。
お風呂やサウナ、よもぎ蒸しや半身浴、腹巻だって、ダメなわけではありませんし、
無駄なわけではありませんが、
対症療法的であり、根本から改善させる類のものではないと考えるのは、
とても大事だということです。
いやしだま腹巻は確かによくあったまりますしね。
ただし、『冷え』には上記以外にも例外的に、
原因が内臓や脳などにウイルス感染や細菌感染がある問題もあるので、注意が必要です。
津島げんき整体院でしたら、それらの原因も対処可能ですので、
もし、あなたの今の症状で、気になる事、聞いてみたい事などあれば、 お気軽にご相談ください。