あけましておめでとうございます。
治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
2017年の干支は、酉年。
詳しくいうと、丁酉(ていゆう/ひのと・とり)といいます。
皆さんにとってはどんな一年だったでしょうか?
干支というのは、元本来の意味は、動物ではなく、世界の流れを植物に例えたものだと
知っていましたか?
干支の『干』の意味は。
『干=幹・根』という意味を表していて、
干支の『支』は、
『支=枝葉果実』という意味を伝えたものになります。
2017年の丁酉(ていゆう/ひのと・とり)の意味は、
『丁』=頂(いただき)・頂点
という意味をあらわし、
『酉』=酒・熟成される
という流れにあることを伝えていたわけです。
つまり、2017年は『熟成の終わり』、
これまでの主流だったものの見方や、考え方が熟成しきって、
終焉を迎える一方で、その次のステージへ進むための何かが生まれる年だったというわけです。
2018年は、戌年です。
詳しくは、戊戌(ぼじゅつ・つちのえいぬ)といいますが、
戊戌はどんな年になるんでしょうか?
『戊』という漢字は、茂(しげる)という意味を含んでいて、
新旧・善悪など様々なものが入り乱れていくことを表しています。
十干には木火土金水にそれぞれ陽陰があり、
戊「つちのえ=土の兄(陽)」は
・甲:きのえ=「木」の「兄(陽)」
・乙:きのと=「木」の「弟(陰)」
・丙:ひのえ=「火」の「兄(陽)」
・丁:ひのと=「火」の「弟(陰)」
に続く5番目で十干の折り返し地点にあたります。
『植物の幹が育ち、枝葉が生い茂り、今まさに絶頂期である』という意味になります。
良いことはより良くなりますし、
悪いことはより悪くなります。
今、世間で言われているように、二極化が進むということですし、
大きな変化のときであるといえます。
十二支の『戌』(いぬ)という意味は、元々『犬』という意味ではありません。
『戌(いぬ)=滅』という意味が本来のものだったようです。
ですから、『子』(ね)からスタートした十二支の11番目なので、
『草や木が枯れて、土にかえっていく状態』を表しているんですね。
今年は特に、不要なモノは躊躇せずに切り捨てることで
新たなチャンスが得られるということです。
逆に、古い流れに執着したり、
情に流され、いままでと変わらないと沈んでしまいます。
つまり、
間引き、剪定することで、繁栄し続けてることができるということです。
大切なものは何かを見極めて、
思い切った決断と行動で道がひらけます。
2018年は、こういうことに気をつけると
スムーズに発展していけそうです。