こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、枝毛の原因についてお話しようと思います。
枝毛の原因は?
枝毛は、女性に比較的多い症状ですが、男性でも悩んでいる人はいます。
枝毛原因で一般的に考えられていることは、
シャンプーの刺激や、
ドライヤーのかけすぎで枝毛になることがありますが、
実は栄養不足や、睡眠不足が原因になっている場合も多いのです。
栄養不足や睡眠不足が続くと、身体にとってはストレスになります。
こういったストレスは、結果、頭皮の血流を悪化させるので、
髪の隅々まで栄養が届かなくなりますから髪がパサつき、
最後には枝毛になってしまいます。
枝毛を見つけたら、まずは簡単な対策としては、
ドライヤーなどで髪を傷めすぎないようにしつつ、
しっかりと食事や生活環境を整え、
リラックスできる時間を作る必要があります。
東洋医学で考える枝毛の問題
腎の状態は髪に現れるのです!
東洋医学的に髪の毛の問題を考えると、面白い事が見えてきます。
何を隠そう、僕は東洋医学出身で、鍼灸師の免許も持っているのです。
整体師としてやってきましたから、通ってい頂いている患者さんですら
僕が鍼灸師であることを知らない人も多いかもしれません。
東洋医学は、身体の症状を五臓六腑と関連付けて考えます。
五臓六腑といっても西洋医学的な解剖学の考えとは違って、
臓器のエネルギー的な考えなんですけどね。
髪の毛は、東洋医学では腎臓と関連付けられています。
腎臓は、親から受け継いだエネルギーの貯蔵庫と考えられており、
赤ちゃんのころはMAXにエネルギーが溜まっていますが、
歳とともにどんどん減っていって、エネルギーがゼロになると寿命ということになります。
腎臓に蓄えられているエネルギーが少なかったり、何かしらの問題で腎臓が弱っていると
成長と発育に問題が出てきます。
要は虚弱な体質になってしまうということです。
腎臓のエネルギーが弱いと、骨も脆くなったり、歯も悪くなったりします。
さらに、脳の問題としても現れます。
知能の発達に関しても影響があるので、腎臓は意外と重要な立ち居地なんですね。
そして、さらに東洋医学では、髪を「血の余り」だと考えています。
腎臓には、血を生み出す働きもありますから、
そこで「腎の状態は髪に現れる」となったわけです。
歳をとると
人間、歳を取るとどうなるのでしょうか?
・髪が白くなりますよね
・髪がうすくなりますよね
・髪が乾燥し艶がなくなりますよね
これは、腎臓のエネルギーが無くなってきて、弱くなっているということです。
腎臓を活発にするには、どうしたらよいのでしょうか?
腎臓の場所というのは、内臓の中で一番背中側にあります。
場所的には、とっても冷えやすい場所にあります。
腎臓のエネルギーは歳とともに減っていきますが、
毎日、補充していれば、そんなに急激に貯蔵庫から枯渇してしまうものではありません。
たとえば、食事を取るということは、消化器を通じてエネルギーを補充する行為ですし、
睡眠も体力回復ですから、エネルギーをチャージする時間です。
さらに、体を温める行為は、外部から熱エネルギーを補充することになります。
ですから、湯治という行為は昔から体を癒すにはもってこいでしたし、
今でしたら、半身浴とか岩盤欲、温泉に行くというのも良いと思います。
ここから考えると、
・食生活を正す
よい食材を食べる、暴飲暴食をしない、旬のものを食べる
・生活習慣を整える
ストレスを少なくし、睡眠時間をしっかり確保する
・温活をする
半身浴や湯船にきちんと浸かる、下半身を温める
などを行うことで、腎臓を助け、
結果、髪の毛にとってもよい状態になるということが分かります。
是非、生活を見直してみてください。