こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、骨盤のゆがみが原因の腰痛についてお話しますが、
結論からいってしまうと、骨盤を整えたからといって腰痛が完治することはありません。
骨盤のゆがみが原因の腰痛の実際
世の中にある多くの整体や接骨院の先生が、
『あなたの腰痛の原因は骨盤のゆがみですよ。』
と骨盤を悪者にしています。
しかし、津島げんき整体院には、鍼灸やマッサージはもちろん、
骨盤矯正やカイロプラクティックの施術を受けたけれど
腰痛が治らないといって来院される方がとても多いのです。
実際には、2割程度の腰痛患者さんは、骨盤を整えると治る場合もあります。
でも、残りの8割の腰痛患者さんは、症状が一時的に楽になることはあっても
またぶり返してしまい、完治に至らないケースや、
全く効果がなく、苦しみ続けているケースなのです。
骨盤のゆがみは腰痛に関係が無いといっているわけではありません。
関係はあるのですが、骨盤は腰痛の根本原因ではない場合が多いということが言いたいのです。
骨盤を整えることで腰痛が治るにしろ、治らないにしろ、
どういう理屈で骨盤が腰痛に関わっているのかということを知っておくことは大事ですので
お話します。
骨盤と腰痛の関係
先程もお伝えしましたが、
骨盤矯正や骨格矯正だけで腰痛が完治することはほとんどありません。
そのときだけは楽になったように感じます。
腰痛の根本原因については、私の以前のブログを見ていただければ分かりますので、
ここでは詳しくは書きません。
では、骨盤が歪む理由についてですが、
『痛みの原因=筋肉の緊張』
であると以前よりお話してきました。
重要なのは、
筋肉は緊張すると縮むという性質があるということです。
腰の筋肉は骨盤に引っ付いているので、
腰の筋肉が緊張すると筋肉は縮みますので、骨盤は引っ張られます。
引っ張られれば、骨盤の骨は上にずれたり、ねじれたりします。
一般的にこの状態を、『骨盤が歪む』と表現しているわけです。
骨盤は3つの骨で構成されています。
仙骨が1つ、腸骨が2つです。
それぞれが、靭帯や腱、筋肉でしっかりとつながれていますが、
一方から上に引っ張られる力が働けば、骨盤周辺の筋肉は
その力に耐えようとします。
長期にわたって引っ張られる力に耐え続ければ、
筋肉も疲れてしまい、緊張し血流も悪化します。
そうなれば、老廃物もたまりやすくなります。
老廃物や乳酸、カルシウムなどが溜まれば、痛みとなって出てきます。
これが、骨盤と腰痛の関係です。
骨盤がずれた原因は一体何なのか?
でも、よく考えてください。
疑問が湧いてきませんか?
・骨盤がずれた原因は何でしょう?
・骨盤がずれやすくなっていた原因は何でしょう?
・片方の筋肉だけが緊張しやすくなってしまった原因は何でしょう?
これらの質問の答えが、根本原因ということになります。
根本原因を取り除かない限り、また骨盤がずれて腰痛が発症するのは時間の問題です。
これが、骨盤矯正だけでは腰痛は完治しないと言う理由です。
では、骨盤がずれた根本原因というのは一体なんなんでしょう?
それは、多くの場合は内臓の血流が悪くなっていることと、
坐骨(お尻の骨)の耐久性が弱いこと
が根本原因です。
『?』
よく分かりませんか?
それもそのはずです。
ここまで、原因を突き止めて処置をするのは、津島げんき整体院だけです。
どこに行っても再発してしまうのは何故だろう?
なんで治っていかないのだろうか?
津島げんき整体院では、その原因をお伝えします。
もし、あなたの今の症状で、気になる事、聞いてみたい事などあれば、 お気軽にご相談ください。