こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日来院されたのは、ぎっくり腰になった３５歳、左官屋さんです。
2週間前に仕事中に腰をピキッっと痛めてから、腰の前屈、後屈をすると
痛みが出るとの事。
鍼灸治療を受けていたそうだが、痛みの残り3割がどうしても取れないからと
来院されました。
ぎっくり腰とは？
ぎっくり腰は、急性疾患だと皆さん思っていると思うのですが、
実は違うのです。
ぎっくり腰をいうのは、慢性疾患なんです。
何かの拍子に腰がグキッとなって痛めてしまうのは、
ぎっくり腰になる前から、体の異常があって、腰の筋肉が弱っていたところに
何かしらの力が加わったことがきっかけで、ぎっくり腰になるのです。
ぎっくり腰体質を放っておくと？
よく、クシャミをしたらぎっくり腰になった。
物を取ろうと腰をひねったらぎっくり腰になった。
と言われますが、
それは引き金であって、
原因はもっと以前から体を蝕んでいたということです。
このことを知らずに、ぎっくり腰の治療をしても、
その場では痛みは取れたように見えても、
ぎっくり腰が根本から治っているわけではないので
ぎっくり腰を繰り返すことになります。
当院にみえる患者さんも、ぎっくり腰を何回も繰り返して
坐骨神経痛や、慢性腰痛がひどくなってしまい、
何をやっても治らなくなってしまった状態の人が多く来院されます。
今回のぎっくり腰の原因を探ります！
今回の左官屋さんのぎっくり腰の原因を探ります。
一般にぎっくり腰は、腰の筋肉に原因があると言われていますが、
実は、ぎっくり腰の本当の原因は腰に無いことがほとんどです。
腰の筋肉がおかしくなったのは、結果に過ぎないので、
原因をきちんと探り、処置しないと再発を繰り返してしまいます。
では、今回のケースを診てみます。
問診の結果、
この方は、長時間同じ姿勢で座っていられないようです。
ということは、座骨が元々重力に対して負けてしまっている状態。
つまり、背骨が弱い体質ということです。
こういう体質の方は、若いときは大丈夫なのですが、
年齢とともに、慢性腰痛やヘルニア、ぎっくり腰を患うことが多くなります。
体質改善が必要です。
さらに、検査を進めると、
どうも腰の筋肉を弱くしてしまっている問題があるようです。
それは・・・
小腸ですね。
小腸が、血流障害を起こし、細菌感染が起こっています。
原因が分かりましたので、早速処置をしていきたいと思います。
ぎっくり腰の処置
坐骨が弱いということと、
小腸の血流障害と細菌感染に対して、皆さんは整体でどうやって治療するのか？
と思うことでしょう(^^)
ですが、病院や接骨院では腰に原因が無いのに
腰ばかり処置をします。
これでは完治していきません。
鍼灸やマッサージでは腰の筋肉に対して処置をします。
これでも完治しません。
津島げんき整体院の、『ＭＳＢ療法』ではそれが可能なんです。
なぜなら、骨格や筋肉以外にも、
体液循環や坐骨の耐久性、体内軸のバランスまで調整するので
人間の持つ自然治癒力を最大限に発揮させることができるのです。
だから、内臓や細菌感染までアプローチすることが可能なのです。
左官屋さんの腰の処置も数分で完了しました。
では、痛みや動作の確認です。
『あれ？ 痛くない・・・』
きょとんとされていました(^^)
痛みは取れたようですが、まだ、坐骨の体質は弱い状態ですので、
体質を変えるためには、あと数回の処置が必要ということを伝え、
今日は終了となりました。
もし、あなたもぎっくり腰や腰痛に悩まされているなら、
津島げんきせいた院にお気軽にご相談ください。
