こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、冷え性を改善する体温の上げ方についてお話しようと思います。
冷え性のリスク
女性の多くが、この時期から気になってくる「冷え性」ですが、
最近は男性でも冷え性に悩まされているという方が増えて着ました。
すでに現代病の1つといっても過言ではないようです。
ですが、体が冷えているといっても、すぐに命に別状があるわけではないという
緊急性が低いと思われているようで、
冷えに慣れてしまって、つらいけど放置してしまっている方が多いようです。
しかしながら、冷え性が体に及ぼす悪影響は我々が思うよりも
大きなものなのです。
『冷えは万病の元』と昔から言われています。
万病の元になりかねない『冷え性』のリスクについてお話しします。
①血行不良で体のコリや関節痛の原因になる
しつこい肩こりや関節痛に悩まされている方はたくさんにらっしゃいます。
あなたの、その肩こりや関節痛、
実は、それも冷え性が原因になっている可能性が高いのです。
体が冷えると血行が悪くなります。
血液が滞るようになると筋肉もこってきて弾力性も失われますし、
硬直してほぐれにくくなってしまいます。
その状態を放置してしまうと、血流不足になった筋肉は酸欠状態になり、
代謝も落ちてしまい、さらに動きにくくなってしまうのです。
②内臓の機能が低下して、代謝も悪くなる
冷えによる血行不良は筋肉だけではありません。
実は、内臓の働きも低下させてしまいます。
消化吸収や代謝の機能が低下してしまい、内臓が正常に働けなくなり、
消化不良やむくみなどを起こしてしまいます。
さらに、代謝が低下すると太りやすく痩せにくい体になってしまいます。
そうなれば、どんなにダイエットを頑張っても体重も脂肪も落ちていきません。
心当たりがある方は、冷えが影響しているかもしれません。
③肌が荒れたり、シミが増える
冷え性によって悪影響が出るのは、なにも筋肉や内臓だけではありません。
血行が悪化してしまえば、本来行き届くはずの部分に酸素や栄養が
運ばれなくなります。
ということは、溜まった老廃物や血液も流れにくくなっているので、
血色も悪くなれば、代謝も落ちて、新しい細胞が作られなくなりますから、
お肌のターンオーバーがどんどん乱れ、お肌が荒れたり、
シミが増えやすくなります。
その結果、お肌の弾力も低下して、シワやたるみなどもふえてしまいます。
④生理不順・生理痛・不妊症の原因にもなる
女性にとって毎月つらいのが生理不順です。
先ほどお話した血流悪化による内臓の働きの低下は、
消化器だけではなく、子宮や卵巣などにも悪影響を与えてしまいます。
子宮や卵巣の働きが低下すると、ホルモンの分泌がおかしくなりますので、
生理不順や生理痛、さらに不妊症や子宮筋腫など婦人科疾患全般の
原因になってしまうこともあります。
いつも生理痛に悩んでいるという女性は、冷え性が原因かもしれません。
⑤自律神経が乱れる
体が冷えると、自律神経にも悪影響画でます。
正常な状態なら、緊張とリラックス、つまり交感神経と副交感神経の
切り替えがスムーズですのでもんだいはありませんが、
冷え性になると自律神経もバランスを崩してしまい、
ちょっとしたことで交感神経(緊張状態)が
優位になってイライラや不安感を引き起こすことがあります。
自律神経は体温を調整する働きもあるため、自律神経が乱れると
さらに体温が下がってしまいます。
自律神経は、ホルモン分泌や呼吸など、ほとんどすべての体の働きに
影響を与えています。
自律神経が乱れることは、あなたの健康状態に直結するという事です。
冷えは万病の元!
冷え性が与える悪影響について、しっかりご理解いただけたでしょうか?
体の不調と冷えには密接な関係があるということです。
上記には書きませんでしたが、
冷えというのは、筋肉、内臓、ホルモン分泌、婦人科疾患、自律神経に
悪影響を与えます。
この状態が長く続くとどうなるのでしょうか?
東洋医学や食事療法、民間療法の本には、
冷えと癌
冷えと難病
の関係性いついて言及しているモノもたくさん出版されています。
近年は様々な原因不明の難病や、
多くの方が命を落とす癌にかかる人たちが増えています。
これは、時代とともに変化した食生活や生活習慣の間違いが
引き起こしているのではないでしょうか?
何はともあれ、みなさんが健康的な生活を送るためには、
冷え性を解消することは必須という結論になると思います。
次回の投稿には、冷えを解消する方法を書きたいと思います。
毎日の生活習慣を少しだけ見直すだけで、
健康的な生活を送ることができますよ!