こんにちは、津島げんき整体院の三輪です。
冷えとむくみに悩まされているのは女性が多いと思っていましたが、
最近は男性でも冷えとむくみを気にされている方が増えています。
僕は、もともと鍼灸師の国家資格を持っていますから、実は東洋医学にも精通しています(^^)
あとは、温熱療法もかなり研究しましたし、
食事療法、生活習慣や養生法も実践していますので、その辺にも詳しいです。
今日は、東洋医学からみる、冷えとむくみの原因についてお話しします。
東洋医学では、冷えやむくみの原因は、腎臓と膀胱だといわれています。
東洋医学を学んだことの無い方は、
『??』
だと思います。
腎臓と膀胱がなんで、冷えとむくみに関係があるのか?
不思議ですよね。
東洋医学ですと、腎臓と膀胱は『水』のエネルギーに属します。
要は、水分代謝の働きがあるということです。
事実、西洋医学でも、腎臓と膀胱は体の余分な水分を、おしっことして体の外に排出します。
なので、腎臓と膀胱の働きが悪くなれば、水分代謝が悪くなりますので、
むくみます。
そして、体に水分が溜まれば、水は冷えやすいので体温も低下します。
温度の低くなった体液は、お風呂の水と同じで、下に溜まります。
お風呂の水も放っておくと、冷たいのが下に溜まって、温かいのが上にいきますよね。
なので、手足の先(下方向)が冷えます。
さらにいえば、冷えてる人は、体の中がお風呂と同じになっていて、温かい体液は
上に昇っていくので、のぼせやすくなります。
これが、イライラやのぼせ、頭痛や耳鳴りの原因です。
さらに東洋医学では、腎臓と膀胱は親から貰ったエネルギーの貯蔵庫としての働きも
兼ねそろえていますので、
腎臓や膀胱が悪くなると、エネルギーも貯めておけなくなるので、
体力も低下します。
エネルギーの代謝も低下すれば、体温も低くなりますよね。
なんだかんだで、腎臓と膀胱がわるいと、冷えやむくみになるということです。