こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、肩こりがひどくて頭痛と吐き気がする30代女性についてお話しようと思います。
肩こりがひどくて頭痛と吐き気がする30代女性
この方の症状は、思い出せないくらい前から肩こりを感じていたそうで、
慢性腰痛も以前はひどかったようです。
肩こりが悪化すると、頭痛や吐き気が起こるほどで、
マッサージや整体に行ってもその場だけで、肩こりは改善してはいかなかったそうです。
首や肩を触診させてもらうと、その話にも納得です。
首はガチガチで本来の首の関節の動きをしません。
肩もパンパンに張ってしまい、少しつまむと激痛が起こります。
これは、筋金入りの重症肩こりです。
ですが、何にせよ、症状が現れるということは、
何かしらの原因があるはずですから、
その原因さえ特定し、除去する事ができれば、肩こりも楽になっていきます。
では、その作業に入ります。
重症肩こりの原因は?
慢性肩こり、慢性腰痛などの長年のコリや痛みを抱えている方を診る場合、
まず疑うのは、坐骨の耐久性が正常なのかどうかです。
坐骨の耐久性が弱ければ、どんなに名人が治療しても、
どんなに良いとされる治療を受けても治ることはありません。
また再発するのが目に見えています。
正常とされる坐骨の耐久性は、10時間以上同じ姿勢で座っていられるかどうかが
目安になります。
10時間以下は異常であり、何かしら身体に負担がかかるので、
慢性肩こり、慢性腰痛、ヘルニア、すべり症、自律神経失調症などの問題を
多かれ少なかれ抱えることになります。
では、この方の坐骨の耐久時間はどれくらいなのでしょう?
・・・
この方の坐骨の耐久時間は3時間弱でした。
3時間弱ですと、日常生活にも支障が出やすい状態といえます。
この体に起きている異常が一番の慢性肩こりの原因だと考えられます。
更に問題を探りましょう!
慢性肩こりが起こるのは、坐骨の耐久性が弱く、そのせいで背骨全体の強度が
低下している事が大きな原因なのですが、
もう1つ考えないといけない事があります。
それは、首の筋力が正常なのかどうかです。
骨が弱ければ、弱い骨をその周辺の筋肉が支えることになります。
常に筋肉が働き続けていれば、慢性疲労を起こすので、
筋肉は硬くなり、コリや痛みを発症します。
そこに、さらに首周辺の筋肉が弱くなってしまっていたらどうでしょう?
首の筋肉にかかる負担は倍増し、慢性肩こりも重度なものになりますよね。
まさにこの方に起きていた問題はそこにあります。
首の筋肉が弱くなってしまっていた原因は、
心臓の血流障害でした。
心臓の血流が悪いことで、首の筋肉に栄養が行き届かずに、
筋肉が正常に作用せず、余計に筋疲労を起こすことになってしまっていたというわけです。
重症肩こりの治療後の反応
では、原因が分かれば治療はそんなに難しいことではありません。
原因さえ取り除けば、あとはその肩の持つ治癒力で自然に治っていきます。
治療後には、治療前に比べると格段に筋肉が緩んでいます。
首の関節の動きもずいぶん滑らかに動くようになりました。
ただ、長年の問題が1回の治療で治るわけではありません。
何度か通ってもらって、しっかり良くしていく必要はあります。
ですが、
『頭が軽くなって、フワフワする! スゴイ楽です!』
との声を頂きました(^^)
この治療を続けてもらえると、慢性肩こりも取れてきますので安心してください。
もし、あなたや、あなたの周りで慢性肩こりに悩んで知る方がいるようでしたら
津島げんき整体院に、お気軽にご相談ください。
この方のように、効果を実感していただけると思います。