こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、3年前から首と肩の重だるさに悩む40代男性についてお話しようと思います。
3年前から首と肩の重だるさに悩む40代男性
今日は、3年前から首と肩の重だるさに悩む40代男性が来院されました。
といっても、いつも奥様の送り迎えで来ていたので、
何度か津島げんき整体院の施術風景は見ているので、
何をどうするのかというのは理解していらっしゃいます。
ただ、いつも不思議そうというか、
ホントかよ~ってお顔で見学していたので、まさか施術を受けたいと言い出したのには
びっくりしました。
よほど辛い症状なのかもしれません。
奥様の方は、ずいぶん回復してきているので、
もしかしたら自分の症状も治るのかもしれないと思ってくれてのかもしれません。
首と肩の症状を詳しく聞いてみると
では、問診に入ります。
3年ほど前は、工場で働いており、
そのときに重い荷物を持ち上げるということを繰り返ししていたせいで痛めたのが
最初ということでした。
それから、首と肩の調子が悪くなり、
疲れがたまるとマッサージを受けたりしてごまかしていたそうです。
それが、仕事も変わり、症状も一時的におさまっていたそうですが、
2~3ヶ月前から急激に悪化してしまい、
今は両肩と首に、常に重だるい嫌な感じがしているそうです。
気持ちも沈みがちで、
やる気も起きないということで、朝から辛いとの事。
昔は、怪我も病気もしたことがないくらい健康で、
肩こりや腰痛なんかもしたことがなかったそうです。
一体何故、こんなに健康だった方が、
このような症状に悩まされてしまったのか?
原因を探っていきたいと思います。
首と肩の重だるさの原因は?
では、検査に入ります。
世の中にはいろいろな検査がありますが、
結局のところ、患者さんの身体に起きている問題は、患者さんの脳が把握しています。
ただ、意識下に上がってきていないので
患者さんに聞いたところで分かりません。
でも、無意識下では全て把握しているので、その無意識にアプローチして
聞いてしまえば、全部原因が分かります。
では、患者さんの脳に直接聞いていきましょう!
まず気になったのは、左右の肩関節がゆるゆるなことです。
腕を引っ張ると、肩がはずれそうなくらいぐにょ~っと伸びます。
これは、かなり異常な状態ですね。
通常はガッチリしていますから、ビクともしないのが普通です。
次に、股関節も同様にみていきますと、
右の股関節が、肩関節同様かなり緩くなっています。
さらに、左右の足首の筋力が成人男性としてありえないくらい
弱くなっています。
これは何かしら体の中で異常が起きているサインです。
もちろん首もガチガチになっていました。
今回のケースは、検査の結果によると
全て心臓が原因と出ました。
心臓の循環不全です。
さらに、調べると
40年前と32年前、24年前にも心臓に異常が起きていて
その悪影響が今現在においても身体に反映されてしまっているようです。
心臓がおかしいと一言でいっても、今回のケースは根が深いですね。
ただ、心臓の問題が取りきれれば、かなりの回復が見込めるケースでもあります。
結果が楽しみです。
おっと、更に問題が発覚です。
脳の誤作動が起きていますね。
これが原因で、やる気の低下や気分が落ち込んだり、疲れが取れない、体が重だるいといった
問題が起きてるようです。
自律神経がかなり乱れています。
更に、頸椎1番~7番と上部胸椎1番~7番までの骨が弱くなっています。
耐久性がかなり落ちています。
これも先天的な問題ではなく、3年ほど前にストレスか何かで
骨の強度に異常が出てしまっているようです。
本来の背骨は、かなり強い方なので、
背骨の異常と同じくして首肩の症状が発祥していることを考えると
首肩の問題は、骨の耐久性の問題といってもいいくらいですね。
そこに、心臓の血流不全が追い討ちをかけているようです。
調整後の様子
いつもながら、原因が分かれば治療自体は簡単ですから、
調整後の体の変化を見てみましょう。
両肩関節はしっかり強くなっています。
右股関節もビクともしません。
両足首の筋力も、最初とは別人のように強くなっています。
ということは、心臓の調整が上手くいったという事です。
首の筋肉も弾力性が戻り、関節もスムーズに動くようになりました。
脳の誤作動も、骨の強度も正常になっています。
首を動かしてもらうと、
急に笑い出しました。
どうやら全く重だるさや違和感が取れてしまっているようです。
美味しいものを食べると、自然に口が緩んでしまいますが、
症状がいっさい無くなると、人間は笑い出すようです。
何はともあれ、治ってよかったです。
僕も面目は保たれました(^^)
この方は、基本的に頑丈で丈夫な方なので、
放っておいても勝手に治っていきます。
気になるようなら、また連絡を下さいと伝え、治療終了となりました。