こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪 匠です。
今日は、膝関節と足首がゆるくて痛む30代男性が来院されました。
どうやら、色んな治療院や接骨院に通っても悩みが解消されないようで、
15年も前から気になっているようです。
膝関節と足首がゆるくて痛む30代男性の問診
15年位前に左の足首を捻挫して、
その時も治りが悪く、後遺症として痛みが出るようです。
そのときから、足首や膝関節がゆるい気がして違和感を感じているようです。
さらに、右の足首も3年前に捻挫して、
右足首と右膝の関節もゆるく感じるようになったみたいです。
あとは、他の症状として、
アトピーと下痢があるようです。
なるほど、この問診でもある程度の原因が分かります。
東洋医学の理論を学んでいると、症状から内臓の関係まで見えてきます。
おそらく、この方は肺に何かしらの問題を抱えていそうです。
膝関節と足首がゆるくて痛む30代男性の検査
さて、検査に入りますが、
ほとんどの患者さんに対して最初に行うのは、
背骨の強さの検査です。
背骨の強度が分かれば、その患者さんの体にどんな問題が隠れているかが分かります。
この患者さんは、ものすごく弱いというわけではないですが、
強くもない状態です。
肩や腰の筋肉の張り方をみても、負担は間違いなくかかっています。
ただし、この背骨の状態が直接間接のゆるさにつながってはいないようです。
ここから、左右の関節がゆるくなってしまった原因を探ります。
まずは、左側から。
左足首、左膝、左股関節、左股関節がゆるく、
この原因は全て同じようです。
その原因とは、左の肺の循環障害と、機能低下です。
要は、肺が空気を上手に吸ったり吐いたり出来ていないということです。
多くの場合、アトピーの患者さんは、肺と大腸に問題があることが多いのです。
皮膚というのは東洋医学では肺との関係が強く、
肺と大腸は陰陽の関係から、肺が悪い場合はその表裏の関係性から
大腸にも異常が出やすいのです。
右側も同様に、
右肺に循環障害と機能低下が起きています。
肺の状態が昔から状態が悪いので、アトピーがよくならずに、
酸素不足のために全身の筋肉や関節が正常に機能せず、
緩んでしまっているようです。
ただ、まだ若いので、原因がそんなに拗れていないようですから
治りも早そうです(^^)
おそらく1ヶ月かかるかかからないくらいで完治すると思います。
MSB療法での治療
重症ではないといっても、
放っておいたら関節痛や坐骨神経痛など、
厄介な問題に発展しそうですから早目の処置に越したことはありません。
内蔵の問題は、10年後や20年後に、命に関わる症状に発展することが多いので
体に異常を感じたらすぐに来院される事をお勧めします。
では、治療に入ります。
原因が分かったので、あとは統括ポイントの腰椎5番で1点治療です。
MSB療法は、全身の問題を腰椎5番のみで解決します。
検査に2分。
調整に早ければ1分程度で終わることもあります。
もちろん、問題が多ければもっと時間はかかります。
では・・・
はい! 調整完了!!
確認です。
はい、関節が全て引き締まりました(^^)
ご本人も納得のようです。
1回で、100%調整できる場合もあれば、
長年の問題ですとどうしても完治まで時間がかかる場合もあります。
この方の場合は、15年前からの問題ですから、
1度で全て解消とまでは行きませんでしたが、肺の状態はずいぶんよくなりました。
あとは、しっかり通っていただければ完治していきます。
足首・膝関節の問題のまとめ
足首や膝関節の問題の原因は、
足首や膝自体に問題がないことが多いということを覚えておいてください。
例えば、3ヶ月以上膝が痛くて医療機関に通っているのに
良くなっていかないということですと、
それは膝の痛みの原因にアプローチできていないということです。
いくら長期間通ってもそれでは治らないのは当たり前です。
問題を解決するためには、問題を起こしている原因を取りのぞかないといけません。
もちろん、病院や接骨院で治る人もいますが、
あなたの今の症状が、3ヶ月以上治っていないなら、
それは原因にアプローチできていないからかもしれません。
もし、気になる事、聞いてみたい事などあれば、 お気軽にご相談ください。