こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪匠です。

今日は、自然治癒力と施術の関係についてお話しようと思います。

自然治癒力の疑問

ここ数年ですが、自然治癒力という言葉が世間に浸透してきています。

自然治癒力というとイメージするのは、

自分自身の力で治す、元々からだに備わっている機能

でしょうか？

それとも、

勝手に治してくれる力

をイメージするのでしょうか。

こうすると、自然治癒力が高まります。

これを食べると（飲むと）自然治癒力が高まります。

なんて毎日のようにTVの特集やCMでも流れています。

体を温めると自然治癒力が高まります。

だから半身浴がよいですよ。

なんでもかんでも自然治癒力が高まるといえば、皆さんの興味をそそり、

商品は売れていきます。

でも、本当にそれで治った方はいるのでしょうか？

自然治癒力の現実

治療家になり１０年以上たちましたが、実感として世間的に自然治癒力が

高まりますよと言われていることを実践したり、摂取しても治った方は限りなく

少ないというのが私の感想です。

もちろん、体調は以前よりもよくなったというのはあると思います。

しかし、全然変わらないという方も多いのも事実です。

実は、世間一般的に言われている

自然治癒力が高まる健康法は、

昔から言われている養生法と変わりません。

・体を温めましょう

・頭寒足熱

・腹八分目

・お腹は冷やさない

・旬のものを食べましょう

などなど

健康な人が取り入れればこの先も健康で入れる可能性を高く出来るというものです。

病気の人が行えば、それでよくなる人もいるかもしれないけど、

治らない人もいます。

そもそも病気の人は治癒力も極端に低くなっているので病気の状態が続いているので

養生法だけでは治っていかないのです。

あと、TVでこれを食べると○○に効く！　というのは論外です。

あれは、効く人もいるけど効かない人もいる　ということですから、

熱心に摂りすぎることで、逆に体を壊す人もいます。

私のブログを見ていただいている人ならピンとくると思いますが、

症状というのは１００人腰痛の人がいたら、１００通りの原因があるということ。

だから、これをやったら良くなるというのも、人によるということです。

東洋医学の考えとして、物事には陰と陽が必ずあります。

良い要因と、悪い要因は必ずどんなものにも含まれています。

漢方薬にも実は、体に良い成分と、体に悪い成分が含まれています。

今のあなたの体質や季節にあわせて悪い成分も良い方向に効かせるというのが

調合する人のさじ加減で、名医かどうかの分かれ道になります。

自然治癒力とは？

では、自然治癒力とはいったい何なのでしょうか？

本来、人間には皆さんが考えているように、

勝手に治る力が働いています。

ですが、なぜ病気になるのかというと、

そこに治癒力が届いていないからです。

そこに治癒力が届かなくなった原因が体のどこかにあるということです。

治癒力が届かなくなった原因を取り除けば、きちんと自然治癒力が働くので

ものすごい力で治っていきます。

治っていくといっても、先ほど書いたように、

治癒力の力も、その人の置かれている状況や、

体力、生活習慣に左右されます。

何十年も難病に冒されている人というのは、何十年もの間体力を使いながら

体が病気と闘い続けているので当たり前ですが、普通の人と比べても

自然治癒力は低くなっています。

寝る時間も無いくらい働き続けている人も体は回復できていない状態が

続いているので、自然治癒力は低くなっています。

暴飲暴食、お酒ばっかり飲んでいる、大量の薬を飲み続けているなども同様です。

ですが、しっかりその人なりの治癒力は働いています。

大事なのは、その状態の治癒力でも最大限に使って治療すれば、１回目の治療は２０％

しか効果が出なくても、２回目に治療では５０％の効果が出せるようになります。

回復していく過程でも治癒力も同様に高まっていくので、

効果はどんどん加速していくのです。

治癒力は誰にでも働いています。

ですが、きちんと隅々に治癒力が届かなくなったことが原因で病気になります。

病気になると、体はなんとかこれ以上悪くならないように働き続けます。

これで治れば一件落着ですが、治らなければ体は体力を使い続けて疲労していくので

治癒力の低下していきます。

大事なのは治癒力が届かなくなった原因を取り除けは、

患部に治癒力がきちんと届きますので、

それこそ勝手に治っていきます。

人の体は、自然治癒力でしか治らないということです。

津島げんき整体院の治療は、その原因を特定し取り除くだけです。

治すのはあなた自身の治癒力です。

もし、あなたの今の症状で、気になる事、聞いてみたい事などあれば、

お気軽にご相談ください。