こんにちは、治療界の根本原因見極め施術家、津島げんき整体院の三輪匠です。

今日は、肩こりとふくらはぎの痛みの意外な原因についてお話しようと思います。

肩こりとふくらはぎの痛みで悩む４０代男性

本日、来院されたのは大柄で筋肉質の男性でした。

症状は、肩こりとふくらはぎの痛みが続いているそうです。

寝ているときが特に痛みと違和感が辛いようです。

押されて一番嫌なポイントに指圧をされている感じがするという

中々詩人のようなコメントを頂きました。

実は、こういう患者さんが訴える表現が物凄く重要なんですね。

多くの医者や施術家は患者さんの言葉をスルーしちゃいますが、

患者さんが自分の不調に関してどう感じているのかということこそがもっとも大事なんです。

ここを無視して精度の高い治療が出来るわけがないのです。

そして、肩は特に左がパンパンに張っている感じで、

朝起きた瞬間から辛いとの事。

この肩こりとふくらはぎの痛みに関連性はあるのか？無いのか？

根本原因を探っていきたいと思います。

肩こりとふくらはぎの痛みの意外な原因

津島げんき整体院の検査は、独特ですが精度は抜群です。

どうやら、左の肩こりとふくらはぎの痛みは関連があるようです。

原因は心臓の循環不全のようです。

この方の症状は、本人が感じている問題意外にも様々な異常が身体に起こっていました。

例えば、

・左右の首の筋肉（胸鎖乳突筋）が、右は柔らかく、左は筋張っている。

・左右の奥歯を交互に噛み締めてもらうと、右は噛みやすいが、左は力が入らない。

・左右の頭皮の柔らかさが、右は柔らかいが、左は固くてつっぱっている。

などです。

ここから見えてくる共通点は、

全部左側に異常が集中しています。

心臓は少しだけ左に寄っていますから、これらの問題も心臓と関連がありそうです。

確認のため心臓のあたりを手で押さえてもらうと・・・

左の首の筋肉が柔らかく変化しました。

左の奥歯でもグッと噛めるようになりました。

左の頭皮も柔らかくなりました。

さらに、

ふくらはぎも柔軟性が出て、押さえても痛みがかなり軽減されているようです。

左肩のパンパンに張っていたのも、柔らかく変化しています。

この反応は、間違いなく心臓が全ての異常現象に関わっているということです。

心臓の調整が上手くいけば、かなり症状は改善されそうです。

調整とその結果

では、原因が分かりましたので調整に入ります。

調整は、ボキボキしたりグイグイ押したり揉んだりは一切しません。

これらの強すぎる刺激は、脳の奥のほう（脳の中枢）まで届かないので

効果も表面的になりがちです。

出来る限り優しい刺激が脳の中枢までとどけるコツです。

当院の調整は、触れる程度の刺激のみです。

と言っているうちに調整完了！

では確認です。

検査時の異常は、全て解消されています。

変化としては、ほぼ１００％改善されていまるように見えますが、

現時点では治癒が起きているのは４割程度です。

２４時間後には６割の治癒が完了します。

時間とともに回復が進んでいくようです。

何故こんな事がわかるかというと、特殊な検査によって

ある程度、この患者さんだと、どれ位のペースで治っていくのかがわかるんです。

ですから、適切な来院頻度もアドバイスできます。

この方は１週間後で良さそうですね。

おそらく、４回程度で来院しなくても良いくらいまで症状は無くなりそうです。

ふくらはぎも左肩もスッキリしているようです。

ただし、暴飲暴食や睡眠不足、過剰なストレスを受けてしまうと

回復が遅れる場合もあるので、

経過を見ながら判断していくことになります。

症状がいろいろ出ていても、原因は１つだったということも多々あります。

もし、あなたの今の症状で、気になる事、聞いてみたい事などあれば、お気軽にご相談ください。

原因が分かるだけでも、不安が消えるので症状は楽になったりします。